日本債券銀行が破綻して、ソフトバンクに瑕疵担保特約付きで
譲渡されるとか。専門家ではないので詳しくは判らないが、先の
長銀と同じく、今度も国家負担が3兆円超とか!?どうして、この
ようなことになるのか?まったく理解できない。3兆円という金額
の大きさに、麻痺してしまったかの感もある。以前、住専問題で
6850億円ものお金を投入する時も、そのあまりの巨額さに驚きまた
麻痺した訳だが、今回はそのその6倍のお金が二回に渡って、また、
国民への説明もないまま、あたかもゲタを買うかのように天文学的
なお金が投じられようとしているのに、あまり世論が湧く気配が
ない? おまけに「瑕疵担保特約付き」だ。
これは、簡単に言えば、損をしたら日本国家に賠償してもらうとい
う論外な契約。商行為をした結果、損をしたら買った会社(国家)
に償わせようという契約だ。こんなことが許されるのか?これが
許されるのならば、株などを買いまくって、儲ければ自分の懐にい
れるし、損を被ったら買った証券会社に元値で買い戻してもらうと
いうことができるではないか。これらのお金は全て、日本国民の、
税金からまかなわれる。ただでさえ、気の遠くなるような赤字に
苦しむ日本が、このような法外なことをしていいのだろうか?
バブルとやらがはじけて、日本は大ダメージを受け、今もその後遺
傷害に悩まされているが、儲けたヤツもいるはずだ。いわゆる売り
抜けというやつ。バブル破綻という瑕疵担保の損害を、いまなんの
罪も認識もない大多数の国民におっかぶせているのは、一部の政商
もしくは、政治家どもではないのか?あるいは、アングロサクソン
ではないのか?こんなことを、ここでいくら息巻いてもなんの足し
にもならないが、憤懣やるかたない(-""-;)
そうは思いませんか、読んでいる皆さんは、、、
やはり、税金は払わされるのではなく、タックスペイヤーの意識を
持って、払った後の税金の使い道にも目を光らせないとダメだろう。
新聞やニュースに目を向け、為政者のやることに疑問を持ちつつ、
そして、選挙にゆくということが肝要で、そのためには、日頃から
政治家の言動には注視しないと、これはできないだろう!
2000.9月