宮本輝という作家の本が目下のお気に入り。推理小説や時代小説もむろん読むが、宮本輝の作品はヒト
というモノを実に鋭くえぐっていると思う。つまり人間観察が的確にできているのだろう。ヒトというの
は、だいたい自分自身が何者かわからない。四十にして迷わずなんて言葉があるが、私は再来年は50だ
が、相変わらず迷いっぱなしだ(笑)いや自分はすでに確立された!迷わない!なんてヤツが居たら、それ
は聖人君子か偽物だろう。四十にしても迷うから「もう迷いたくないね」と思うからこそ、そういった言
葉もできたモノと私は思う。何故本を読むのか?何故勉強するのか?、、なんでだろうね(@_@) 暇つぶ
しという面はあるにせよ、自分というモノ、人生とか世間てやつ、そして知識欲、、要は、それらが相ま
って、「教養」あるいは「知恵」を得たいということではなかろうか?ファッションやら流行やらテレビ
やらに迷わされるのは、若さの特権だろうし、歳をとってもそういう面は残る訳だが、それしかないので
は人生淋しい、、人生に一度くらい、死にものぐるいで勉強するあるいは考える時期があっても、決して
悪くないと思う。勉強するのは有名大学に合格するため?いやいやそれは目的のホンの一つでしかない。
このあたりのことは、また次回。 2002.9.28
理系分野では常識に近いのだが、定点観測という言葉を知っている人は多いと思う。これは、一定の時
間・場所で、ある事象を継続的に記録し続けることをいう。実験や観察の基本中の基本であり、これによ
って、定常状態と異常状態を識別できるのである。これなくしていきなり物事を見ても得る所は少ない。
対照実験を行うのも同じ理由による。例えば、テレビでも新聞でも良い、毎日一定の番組を見続ける、あ
るいは同じ記事を読み続けることによって、見えてくるモノがあるのである。貴方は、何を定点観測して
いますか?あるいは、定点観測してみませんか? 2002.9.25
ある工場の監視室での話である。そこの監視盤はアナログ式の表示器を使用していた。改修のため、再
設計した際、今までのアナログは古いと考えて全てデジタル式に交換した。結果、オペレーターは3日で
ノイローゼになり、元のアナログ式に戻す事となったという。腕時計などが、アナログの機械式からデジ
タルに変化しはじめた様な時代で、確かに腕時計などは、アナログ=機械式、デジタル=最新のICとい
う図式だ。オペレーターがノイローゼになったのは、全てのデジタル表示器の数字を完全に読み取らない
と、正常か異常かが判断できないためで、常に頭の中で比較演算を行わなければならなかったからだ。ア
ナログ表示では、一目で正常か異常か大体判る。いつもと違う位置に針がある場合だけ、正確に見直せば
良いのだ。何やら、英語を理解するのに、翻訳するな!意味を捉えよ!というのにも似ている。しかし、
アナログとデジタルの話しは良く判るが、英語をそのまま理解するのにはちょっと無理があるなあ、少な
くとも私には(笑)それと、デジタル表示されてしまうと、その数字は正確なのだとつい錯覚するのは私
だけ?ヒトは、若干アバウトなくらいがちょうど良いと思う、、、 2002.9.21
北朝鮮に拉致された人々のうち、8人が死亡5名生存、と聞かされて唯々諾々と国交正常化交渉にサイ
ンしたという?僅かな人数の中で8人が死亡などという異常事態に疑問を抱かないのか?病気と災害で死
亡という言葉を信じたというのか?殺されたとどうして思わないのか?それでもなお、国交正常化が優先
すると言うのならば、すでに国家という体を成していないとさえ思う。国家というのは、国民の命・人権
を他国から守るのが第一義的にあるべきモノ。それがないのであれば、それはもはや国ではない。いろい
ろと考え方はあるだろうが、極めて疑問の残る決定だと思う。今後の推移を凝視したい。一方的に謝罪と
賠償を求められるだけでなく、拉致し8人死亡に至った経緯説明・責任・賠償を求めて頂きたいものだ。
それが、まっとうな国家の成すべきことだと思う。 2002.9.18
素敵な旦那様だね。目一杯お幸せに(^o^)/~~~~~
花嫁の両親への手紙朗読では、最近いつもウルッとくる(・・) その日が遠くないという印象を、つい
受けてしまうのかな、、、( ¨)( ‥)( ..)( __)
そういえば、昨年の同日に戸村さん(旧姓川添)も結婚してたねえ、奇遇だなあ(@_@)
三連休の狭間、奥方は熊本。相変わらずというか、益々具合が悪く、ここのところ帰省ならぬ看護が続
く。もう、こちらに二人とも来ないか、と持ちかけたのだが、どうも踏ん切りがつかないようで、こうい
った形が続いている。しかし、熊本-長崎での介護もだんだん限界が近い。ヒトは産まれ学校へ行き結婚
し子供が産まれ、そして子供が離れてゆくと、最後は歳をとった夫婦だけになる。昔は、廻りに子や孫が
居たのが普通だったのだが、現在のニッポンの生活・風習ではどうしても先の形になるのが普通で、我が
家も例外ではない。それでも東京に居ることを思えば、まだ熊本-長崎だから前述のこともできる。老後
の年金のために多額の介護保険を含むお金を積み立てさせられているが、こういった年金や介護保険が将
来支給されるとは限らない。現在の年金・保険制度では、ゆりかごから墓場までといった行政サービスは
望めはしない。あくまでこれは国の行政がしっかりしていてのモノ。庶民に目一杯の痛みを強いつつ、国
会議員の先生方のリストラや減員の話しはとんと聞かない。あんなに大勢の国会議員の先生が必要とは全
く思えないが、、、いや、もっと悪いのは高級(給)官僚と特殊法人なのだ(-""-;)
なにやら暗ーい話しになってしまったが、明日はKさんの結婚式(∩.∩)例によって、デジカメを撮り
ここにもアップする予定だが、構わないよね、Kさん? 2002.9.15
また、不幸な悲惨な出来事があった。幼稚園の送迎バスを運転していた幼稚園の教諭が園児をひき殺し
てしまった。幼稚園に着いて、エンジンを切らず携帯電話にかかったまま園児をおろして、車がちょっと
動いた気がしたので、ブレーキを思い切り踏んだつもりがアクセルで急発進した車と自動販売機に挟まれ
た園児は即死に近い状態、、、これには、いくつか反省すべきというか、良くやるかもしれないことが含
まれている。まず、何故エンジンを切らなかったのか?何故携帯電話にかかったまま所定の場所でない所
でおろしたのか?何故正規の運転手でない幼稚園の教諭に数ヶ月も送迎をさせていたのか?こういったこ
とは、後で考えれば当たり前のことを守っていなかった、という一言に尽きてしまうが、かけ声やスロー
ガンではだめなのだ、誰でもできる対策が必要と思う。机の端に割れやすいコップを置かない!などの基
本姿勢が必要である。危険性をできるだけ少なくする努力・対策が必要なのだ。割れやすいコップは机の
中央に置くべきだし、瓶の蓋はきちんとしめておけということなのだ! 2002.9.13金曜日)*o*(
携帯電話というモノを携帯し始めて、PHSの期間も入れればもう5年以上になる。しかし、相変わらず
慣れないというか、好きになれない(笑)嫌いだから、メールを打つのも遅いし文面も短い。家内などに
は、短か過ぎて意味不明、と言われる始末(笑)あんな小さな画面の、小さなキーボード?を叩くのには
慣れたくもないし、加齢現象の所以でもあろうが、画面も見にくい(-_-;)メールはパソコンが一番だ。家
に帰れば必要がないと思うので携帯電話のスイッチは切る。娘達にも携帯させているが、これはもう早い
はやい、、無線ということでは、我が家の電話もコードレスになって久しいが、あれもどうなのか?愚息
愚娘たちは、自分に電話がかかると、そそくさと自分の部屋に駆け込んで長電話をしている。昔は、コー
ドがあったから、居間だろうがなんだろうが、その場で話すしかなかったのだ。良いのか悪いのか??
結果、コードレス受話器がどこそこに忘れられ、あるべき場所になくて騒ぐのは自分たちであり、私に
見つかろうモノならば、大目玉である(-""-;) 元あった場所に戻す、もとの状態に戻す!のは物事の基
本。便利さが進むと、いろいろ不都合なことも多くなると思う昨今、、、 2002.9.10
流石に、朝晩は秋の気配がただよい始めたヽ(^。^)ノ ここ一週間くらい、また真夏がきた(+_×)と、
思っていたが、やはり秋は来る(笑)日本の四季は良いモノだと、本当に思う。一年中夏とか、あるいは、
逆に冬では味気ないし、住み難い。娘どもは、高校の体育祭の準備で忙しい。連日遅くまで打ち合わせや
らで遅く、帰ればまた、8人分の鉢巻きを手作りしないと、、などと慣れないアイロンとミシンを引っぱ
り出して夜なべをしている。これだけの熱心さが別の面で出れば、、などと親は思うだけだ^_^;
宇多田ひかるが結婚したらしい。19歳というではないか(・・) 長女は来月18歳になる、、ちなみに、
私は今日48歳になった。 誰でも毎年一年ずつ歳は加算されるからねえ( ¨)( ‥)( ..)( __) 2002.9.7
「恥の文化」という日本独特の良い文化があったものだが、今や見る影もなく旅の恥は掻き捨てよろし
く、厚顔無恥な輩がまかり通っている(-""-;) 以前も、新聞にこの論調で投稿し掲載もされたことがある
が、すでに6年も前になる。それからも一向に「恥の文化」が復活する気配はなく、それどころかますま
す赤っ恥だらけだ。「天網恢々疎にして漏らさず」という言葉もある。自分が行った言動・性悪さの程は
自分だけには判っていように、天に唾して走って逃げる輩ばかりなのだろう。ニッポンもこのままでは、
経済的なランクもさることながら、世界での地盤沈下は止めようがない。一体誰がこれを是正するのだろ
う? 個人の意識改革しかないのだが、いずこを見ても絶望感が増す一方なのが実にじつに情けない。
ニッポンを憂うへ 2002.9.3
台風一過、長崎をかすめた行った感があるが、五島は直撃でさぞや被害も大きかったことと思う。
台風で思い出すのは、10年前長崎に来た年、深堀のアパートに住んでいた頃、8/9に台風6号がやって
来た。世間的には全く大したことのない台風だったらしいが、深堀地区は台風の道だか何だか知らないが
瓦がまるで紙細工のように吹き飛ぶのが窓の隙間から見え、飛ばされてくる小石やら瓦やらが雨戸に
弾丸・砲弾のようにガンガン当たるはで、怖さは尋常ではなかった。明けると、新築アパートの屋根は
惨憺たる有様、こちらは大家さんの管轄だが、車は大破しており修理代が45万円(><)車両保険で、
自己負担の5万円で済んだが、車両保険に入っていて良かったのと、台風の大きさを「強いとか大きい」
という気象庁の言葉は、当事者には噴飯モノでしかないということだった。自然はやはり怖い)*o*(
甘く見ると、しっぺ返しは大きいのだ。ヒトは環境などにもっと謙虚になるべきと思う。 2002.9.1
今年の夏は涼しい(∩.∩)と思っていたら、8月の終わりになって夏がやってきた(-_-;)という感じ。
関東関西の暑さに比べたら、あるいは、熊本の暑さに比べれば若干温度は低いが、今まで過ごしやすか
った分、何かこう体がついてゆかない。海で泳ごうにも、すでにクラゲのシーズン。子供の頃、球磨川
の近くに住んでいたので、川では良く泳ぎもし遊んだモノだが、今ではあのあたりは全て遊泳禁止!
川と海の決定的な違いは一方は淡水ということ。海水はしょっぱいね(笑) 毒クラゲも川にはいない。
子供達の夏休みも、明日で終わり(もっとも、長女の夏休みは5日間しかなかったが)。末っ子は、未だ
に宿題が完了していないらしい。困ったモノだ( ¨)( ‥)( ..)( __) 2002.8.29