吉野川可動堰ほか

  

 吉野川可動堰の住民投票が終わり、圧倒的な多数で

建設反対となった。しかし、首相は、「建設反対とは

聞いていない」という不可解な発言であり、中山建設

大臣は、あくまで建設というかたくなな態度である。

そもそも、この住民投票は、50%ルールとやらが急に

決まり、投票率がそれ以下だと開票すらしないという

ハードルを越えた結果だ。法的な拘束力がないとはい

え、国はこれを尊重すべきではないか。限りなく「始

めに公共事業ありき」と感じる。諌早干拓や、長良川

の教訓がまったく生きていない。仕事をつくるのが仕

事の高級官僚と政治家の利害が一致すれば、当該住民

のいわば皮膚感覚で反対と出た結果を黙殺しようとし

ているとしか思えない。動き出したら止まらない公共

事業だから、この財政危機・環境危機のおり、不要不

急な公共工事は認めないと断を下すのも、国家を考え

る政治家の仕事ではなかろうか。

西日本新聞2000年1月29日掲載

  

 長らく、長崎新聞を購読し読者欄への掲載も続いて

いたが、昨年思うところあって西日本新聞へ変えた。

そして、また投稿を始め、二回目の掲載となった。

流石に購読数が多いためか、倍率も厳しく三回投稿で

一回ははねられた。掲載文にも多少の変更が加えられ

過激!?と思われる部分がカットされている。不特定

多数の読者対象のエッセーには不適と思われたのだろ

う。それはそれで大いに参考になる(@_@) カット

されたのは、「仕事をつくるのが仕事の高級官僚と、

政治家の利害が一致すれば、当該住民のいわば、皮膚

感覚で反対と出た結果を黙殺しようとしているとしか

思えない。」の部分。 そんなに過激とは思わないが

やはり、多少は偏見があるか? 大体が、結構過激な

考え方が多いから、投稿文にもそれが反映する。日頃

大学で教えていて、こういった過激さがたぶん出てい

ることと思う。独断と偏見に満ちては、やはり世の中

通用しにくい。自分自身を反面教師としたいモノだ。

  

今日は(30日)日曜日なのに、一人留守番(^_^;;)

皆、それぞれに用事があり、ひとり何もない)*o*(

奥方はホームヘルパー二級講習会の最終日。上二人は、

塾と部活、小3の末っ子までもが、カブスカウトの集

会!、、、 なにやら淋しいね^〜^ こういう時は

しかし、こうしてゆっくりパソコンに向かえる。日頃

は、ISDNにしていないため、電話も多く、おちおち

日中はインターネットも使えない。ぼつぼつ2回線を

考える時期がきているかもしれない。

2000年1月30日

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