IP電話は、TCP/IPネットワークを使って音声データを送受信する「VoIP技術」を利用する電話サービスです。
通常のADSLのIP電話の電話番号は「050」で始まるIP電話専用の電話番号(050-ABCD-EFGH)になります。050の次の4桁が事業者識別番号になり、最後の4桁が加入者固有の番号になります。
IP電話網間の相互接続には、通話料金が無料になるものと有料になるものがありますが、基本的には同一のVoIP基盤を利用したIP電話サービス同士の通話料金が無料になります。
欠点としては、「110」などの緊急通報が利用できない点や、一般加入電話に比べて音声品質が良くないという点があげられます。また、停電時は電話が利用できません。停電時に電話を利用する場合は、UPS(無停電電源装置)が必要となります。