ダイヤルアップは、電話回線を通じ、「アクセスポイント」と呼ばれる電話番号にダイヤルしてインターネット接続をします。
インターネットが普及し始めた頃、このダイヤルアップ接続が主流でした。当時は電話回線とパソコンの間にモデム(回線終端装置)を設置してダイヤルアップ接続をしていました。しかし、パソコンを使用している時は電話が使用できない、電話を使用している時はパソコンが使用できないという問題がありました。そして速度も56kbpsと遅く、あまり快適ではありませんでした。
ダイヤルアップは、プロバイダへの接続料金が発生する他、電話会社への通話料金も発生します。
・(プロバイダ料金×接続時間) + (通話料金×接続時間)
= ダイヤルアップの料金
後に、どれだけ接続してもプロバイダ料金が定額になるプランが出てきましたが、電話料金については従量制のままです。
・(定額制のプロバイダ料金) + (通話料金×接続時間)
= ダイヤルアップの料金
接続時間に応じて料金が発生するので、インターネットを頻繁に利用する人がダイヤルアップ接続をすると、月に1万円以上の請求が来ることもあるようです。
現在では光やADSLが主流となり、ダイヤルアップ接続をする人は少なくなった模様です。
ダイヤルアップには次のような特徴があります。