●政府が「2007年版食育白書」を発表した。学校現場で、食べ物や栄養などに関する知識を身につける
「食育」を担当する「栄養教諭」は9月現在、東京都と静岡県を除く45道府県の公立小中学校などに
計986人配置されていることを明らかにした。栄養教諭は食に関する専門家として05年度から制度が始
まった。初年度は4道府県34人だった。(2007年10月30日 読売新聞)
まだ就職に結びつくまでには至っていないが、今後益々重要になるであろう資格!学生諸君も、充実し
た内容の栄養教諭になれるように頑張って欲しい(^_^)ノ"" 2007.10.30
●母親が喫煙する家庭の子は、父親が吸う場合に比べ、体に入ったニコチンの分解物質(コチニン)
の値が約4.5倍となることが、埼玉県熊谷市の小学4年生約1000人の調査で明らかになった。母親だけ
が喫煙する家庭の子は、両親とも吸わない子に比べ、尿のコチニン濃度が約10.5倍に高まった。母親
が外やベランダで吸っている場合でも約4.5倍になり、吸う時だけ場所を移っても、受動喫煙の影響が
出ることがわかった。また、肥満や血圧が高い傾向がある子は、そうでない子に比べてコチニン値が
約3倍になり、生活習慣病になりやすい傾向もみられたという。(2007年10月9日 読売新聞)
やっぱり、タバコはやめた方が良いね。これを見ているあなた! 喫煙者ならば、すぐにやめましょう。
そして、近くのヒトに言ってあげましょう。また、将来結婚して、伴侶が吸うヒトならば、止めさせま
しょう(^_^)ノ"" 産まれてくる子供のためです! 2007.10.9
●糖尿病やその「予備群」の人は、そうでない人よりアルツハイマー病になる危険性が4.6倍高い
ことが、九州大の清原裕教授(環境医学)らの研究でわかった。福岡県久山町の住民約800人を
15年間、追跡して分析した。がんや脳梗塞(こうそく)、心臓病も発病しやすいという。糖尿病が
失明などの合併症に加え、様々な病気の温床になることが浮かび、その対策の重要性が改めて示され
た。 生活習慣病は、昨今はやりの「メタボ」を例に出すまでもなく、ある程度の年齢になったら
気になることだと思うが、加えてアルツハイマー病になる危険性が高いと言われたら、なおさら気に
せざるを得ない! やっぱり、適切な食事と適度な運動、心掛けましょう(`O´)o 2007.9.13
●高齢者に多い骨粗しょう症の発症メカニズムを、国立長寿医療センター(愛知県大府市)の池田恭治
運動器疾患研究部長らのチームが細胞レベルで解明した。骨粗しょう症の予防薬や治療薬の開発につな
がる研究成果として注目を集めそうだ。米科学誌「セル・メタボリズム」(電子版)で報告された。
池田部長と辰巳佐和子研究員らは、骨の中に含まれる「骨細胞」の働きを調べるため、骨細胞だけを死
滅させる毒素を、マウスに注射した。その結果、骨を溶かす「破骨細胞」の働きが強まる一方、骨を作
る「骨芽細胞」の働きが弱まりマウスは約1か月で骨粗しょう症になった。骨細胞は、骨芽細胞が骨を
作った後に変化した細胞で、これまでその機能が不明だった。研究チームは実験結果から、骨の再生に
かかわる細胞の働きをコントロールする、大本の「司令塔」であると判断した。(2007.6.10読売新聞)
朗報!! 早く、細胞レベルから生体レベルになることが期待される(^_^)ノ"" 2007.6.12
○中国産の食品や薬品の原料から毒性物質が検出されている問題で、米食品医薬品局(FDA)
が4月の1カ月間で、中国からの輸入食品貨物107件を危険性があるとして水際で差し押さえて
いたらしい。そのほかにも、ダイエット用の補助食品や化粧品など1000件余りも差し押さえら
れているといい、差し押さえられた中には、発がん性のある物質によって保存加工された乾燥リン
ゴ、使用が禁止されている抗生物質が使われた冷凍ナマズ、違法な農薬が使われたキノコ類などが
ある。 中国の杜撰な品質管理については、つとに有名だし、音楽媒体やディズニーランドなどの
模倣も最近の話題である。北京オリンピックが行われるというのに、政府は頭の痛いことだろうが
国が率先して模倣している節もあるから、ことはやっかいだ。死者さえ出ている現状では、消費者
として、しばらくは中国製の原料および製品には要注意だ(@_@) 2007.5.21
●ニューヨーク市は、トランス脂肪酸と呼ばれる油脂成分につ いて、市内のレストランやファス
トフード店での使用を原則的に禁止 することを決めた。全米で初めての措置となる。
トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニング、一部の調理油な どの加工油脂に含まれ、菓子
やドーナツ、フライドポテトなど多くの 食品で使われている。大量に摂取すると動脈硬化などに
よる心臓疾患のリスクが高まるとされ、米国では、悪玉の油脂成分として使用の規制を求める声が
強まっており、米食品医薬品局(FDA)は今年1月から食品中の含有量を表示するよう義務付け
た。ニューヨーク市の決定は最も厳しい措置で、外食店は2008年7 月までに人工のトランス
脂肪酸を含む食品の提供をやめなければならない。大手外食産業は代替油への切り替えを急いでい
るが、完全な移行は難しいとみられ、混乱も予想される。
日本人のトランス脂肪酸の摂取量は、食生活やマーガリン類の成分の違いもあり、米国人の4分
の1程度。健康への影響は小さいと考えられている。
これも、テレビなどで、過大な報道がされるかもしれないので、要注意!アメリカは、全てにお
いて、エキセントリックな動きが大きい。食習慣も全然!違う。 2007.2.23
○日頃の講義で、よくビデオやDVDを利用するが、その中には、基本的には「がってん」が多いが、
「あるある」も結構ある(@_@) 最近「納豆でやせる」の回に虚偽内容があったと大々的に報道され
ている。この回も、実は録画していたが、学生諸君には示していなかった。我田引水で言うわけでは
ないが、あまりに「あれ??」が多かった。毎回言うことだが、こういうテレビの「統計」ほどあて
にならないモノはない。わずか数人の実験で有意差など出るハズもなく、その結果でどうのこうのな
ど言えるものではない。私が講義で示すのは、あくまで講義の補助として、ビジュアルに確認して
欲しいところがあるからである。学生諸君も、テレビなどの報道には「まゆにツバ」で対すること
が大事だと思う。みのもんたの番組は、特にあてにならない! 2007.1.22
●最近、食品会社の不祥事・事件が多い。かつて、雪印の事件では悲憤慷慨したものだが、不二家よ
お前もか(-_-;)である。ミスタードーナツでも小石が入っていたとか。。品質管理がずさんになって
いるのではないか?日本の品質管理は、米国のデミング氏の薫陶によって、世界に冠たるモノがあった
ハズだが、もはや過去の遺物とでもいうのだろうか。先日、我が家にかつて在籍していた会社の友人
(夫婦および子供たちを含めた家族ぐるみの交友)が来て旧交を温めたが、彼の肩書きは「品質保証本
部本部長・執行役員」である。つまり、品質を管理統括する最高責任者。いろいろな問題やクレームは
日々発生するが、雪印や不二家の事例はあり得ない!と言っていた。学生諸君は「食品衛生管理者」の
任用!資格を得るのだが、こういった事例を良く研究し勉強しておいて欲しい。これこそ、活きた勉強
である(ノ^^)ノ (ノ^^)ノ 2007.1.15
○鳥ハム
以前から気になっていたのだが、先日作ってみた。非常に美味しかった!
都合、3日くらいかかるので、食べる時から逆算して調理にかかること! 時間はかかるけれども、手間は
あまりかからず、結構いける!ビールなど酒のサカナに最高ヽ(^。^)ノ
簡単で、いわば「男の料理」だね(^_^)ノ"" 気になるでしょ! Try it!!(ノ^^)ノ (ノ^^)ノ
でも!ハムの定義は、あくまで「豚モモ燻製肉」なので、これは要注意!!
1.とり胸肉一枚分につきティースプーン一杯分程度のハチミツ(または砂糖)を まんべんなく塗る。
2.とり肉一枚につき小さじ山盛り一杯か、それよりやや多めの塩を全体に じゃりじゃりする程度すりこむ。
※後で塩抜きを行うのでしっかりまぶしましょう。多すぎかな?くらいがいいかもしれない。
3.コショウも一枚に付小さじ一杯程度やはり全体にまんべんなくふる。
※これもやや多いくらいが、しっかりスパイスの味がつき出来あがりに差が出る。
(ここで好みのハーブ類を追加も可能)
4.それを密封できるような袋に入れできるだけ空気を抜き冷蔵庫に二日寝かせる。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓冷蔵庫で2日間寝かせる↓↓↓↓↓↓↓↓
5.二日間しっかりと塩漬けした肉を塩抜きします。 ボウルかなにかに水を張り、軽く水洗いしたとり肉
を30分〜1時間程度そこにつける。
※浸水する水は1.5%程度の塩水にすると、鶏肉中の成分が流出せず、かつ 塩分を効率よく排出できると
考えられる(「むかえ塩」という調理法)
6.その間に小さくも大きくも無い直径20cm前後の鍋にお湯を沸かす。 沸騰したらさきほどの塩抜き
したとり肉を投入、再沸騰したら火を止める。 あとは蓋をして最低限冷めるまで、出来れば6〜8時間
放置したら完成。
さあ、冷えたビールで乾杯ヽ(^。^)ノ