九重連峰

 土日を利用して、九重に行って来た。九重には、はるか昔の大学時代に毎年のように坊がつるに

キャンプを張って、周辺のいわゆる九重連峰に登っていたので、かなり懐かしかった。貧乏学生の

時代は、豊後中村まで列車で行って、そこからバスに揺られて長者原あたりまで行き、そこからは

山道を重い荷物をしょって登ったが、今は自宅から車ですーっと牧の戸峠まで高速で行けてしまう。

まあしかし、車で行けるのは途中まで。連峰を見はるかすと人間界のできごとは小さい!と思える。

でも、そんな大自然の山の中のホテルで、ニュースで中国での日系店の襲撃などを見るにつけ頭に

来る。達観諦観するほど人間ができていないからね...               2010.10.18

  

春夏秋冬メダカ。

 メダカのことを久々に。秋が深まるにつれて、外で飼っている大人メダカが寿命なのか次々に死

に,だいぶ減った。今年生まれの室内の方も、10匹位に減ったが,かなり大きくなった。で、小さな

容器では狭そうなので、外に6匹ほど移した。しかし、何しろ藻やら何やらで底まで見えないので、

給餌の時にふわふわと浮かんでくる姿で大まかな生存数等をつかんでいる次第。そんな折も折,ふ

と助手室を覗いたら、なんと「うじゃうじゃ」というほどの数の,子メダカ!聞けばNさんの所で、産

卵促進剤入りの餌?で爆発的に増えたのを分けてもらったという。ホント、Nさんは飼育が上手。自

宅のが減ったので、ざっと20匹くらいかなもらってきた。飼育が上手ではないし,大人メダカを外で

飼っていることでもあり,この冬が試練だな。春まで,何とか持ってくれれば良いが.. 2010.10.21

  

33人が生還!

 地底に69日間閉じ込められた33人が、無事に生還した。全世界で報道された中で、日本や欧米諸

国は、その事実そのものと、人間的な側面に注目して報じている。一方、中国やロシアといったい

わゆる東側諸国は「救出に際してわが国の技術がこんなに使われた」といった報道が中心であった

という。そういった報道に対して、中国やロシア国民は「自国民がそういう災難にあったら、この

国では九分九厘助けてくれないくせに自国の宣伝ばかりするな」とネットで盛んに言っているらし

い。それにしても、今回良くわかったのは、チリ等南米ラテン系民族の陽気さ。すぐに落ち込みが

ちの日本人、いや私には、こういう陽気さはうらやましいヽ(´o`;)ノ       2010.10.15

  

真っ赤な濁流

ハンガリーのアルミニウム精製工場で起きた廃液貯水池の決壊事故で、真っ赤に染まった有害な土

砂の除去作業が進められている。市街の壁は2メートルの高さまで赤色に染まり、約700人いた

住民や動物の姿はない。空気は乾いているが有害物質が漂っており、村の周辺の汚泥から、ヒ素や

水銀などの有害物質が高濃度で検出されているらしい。この世のものとは思えない光景。これもや

っぱり悪しき隣国と同じく「東側」の国でのできごと。高度成長期の日本が公害を散らしていたと

はいえ、ここまでの事態はありえなかった。遠い国のできごととはいうものの、なんだか地獄絵図

を見ているような気さえする。いろいろ不都合なことばかりが生じる昨今の日本だが、それでもや

っぱり、ちゃんと情報を得ることができる国に産まれてよかったと思う。     2010.10.12

  

ノーベル賞

 米パデュー大の根岸英一名誉教授と北海道大の鈴木章名誉教授がノーベル化学賞を受賞した。同賞

の受賞は計7人となり、日本の化学研究の水準の高さを世界に見せつけた。が、ここのところのノー

ベル賞の対象研究は、かなり古いモノが多く、次のがないという。さもあろう、日本では「オーバー

ドクター」で、学位はとったが就職先がないという例が多いため、そもそも博士課程への進学を躊躇

する雰囲気が強い。32年前の私もその一人で、修士課程修了後に某会社の研究所に入った。まあ、結

果的に「論文」でとったが、そんなことではなく、日本の基礎研究へのお金とマンパワーの投入が望

まれるね。一方、中国の民主活動家・劉暁波氏がノーベル平和賞。ノーベル賞は、完全に国と独立し

た財団が出す賞なのに、ノルウェーに様々な圧力をかけていた一党独裁国家中国。今後どう出るのだ

ろうか?受賞の瞬間、テレビが一斉に真っ黒になる国だから...           2010.10.9

  

「くんち」が始まる

 長崎では、明日から「くんち」が始まる。地元のヒトは、いや長崎に限らず多くの観光客も来崎

する一大イベントだが、実は私はまだ実物を見たことがない。18年にもなろうというのに..いろいろ

理由を挙げたところで仕方ないが、要はそんなに興味がなく混むところが好きではないということに

なるかな。だいぶ前のことになるが,タクシーに乗った時に「くんちの時には市内が何だか混み合うの

でそれを避けて旅行に出たりする」と言ったら、あきれられた。ところで、家内が往復はがきで諏訪

神社長坂の観覧券というのに応募したようだが、未だ返信がない...         2010.10.6

  

一病息災...

 年に一度、この年になってメタボ健診結果という、いわば通知表が来る。戦々恐々、とまでは言わ

ないが、結構これが効く。十年以上前の、厄年あたりが最悪だったが、ここ数年、やっぱりというべ

きか、年相応に?痛んできたのは数字以上に体調でもはっきりとわかる。数字的には、中性脂肪は何

とか通常範囲に納まっているが、悪玉といわれるコレステロールがここ数年高い。適当に運動はして

いるつもりだが、食生活とのバランスが悪いのだろう。いやいや、年齢的なものかな。視力が落ちて

来たと先日書いたが,最近,耳鳴りと不眠が再発し、原因不明の腰痛にも悩まされている。前者は、一

年近く前に発症し,8ヶ月以上納まっていたのだが、夜中や静かな環境になるとプウォーんと鳴る。耳

鼻科にはずっと通っているが、どうも持病になってしまったか。まあね、どれも重篤な病というもの

ではないし、一病?息災となれば幸いということかな..               2010.10.4

  

どこを向いても閉塞感ばかり。

 じわじわと円高がまた進行し、原油もいつの間にかまた高くなっている。前者は、途端に日本経済に

打撃となるし、後者もボディブローのように効いてくるだろう。中国には痛めつけられる一方なのに、

相も変わらず、中国からODAを求められる。日本を超して、世界第二位の経済力なのに発展途上国だと

言ってはばからずODAという援助を受けるのも当然という不思議な国。北からは、ロシアと言う歴史的に

日本を抑えつけられることには世界一の狼国家がじわじわと締め付けてくる。対する日本の無策さには

もう目を覆うばかり。一方、検察のひどい構図が次第に明らかになってきた。何しろ、どこを向いても

閉塞感ばかり。何かこう、パッとするニュースはないものか...         2010.10.2

  

遠近両用メガネを。

 2年ほど前から老眼の進行に伴って、なぜか近視が出始めた。そういったことがなかった頃は、両眼

2.0を誇っていたが、ついに先日0.3と0.4まで落ちていた。そうなると、もうテレビの字幕なども見えな

くなる。いや、なったので日常生活でも常に遠近両用メガネが必要になっている。最近、その度合いが

進行し、約2年前に調整した遠近両用メガネが合わなくなったため、進行に合わせて新調した。この分

では、いったいどこまで進むのか?とも思ったりするが、調整すれば免許更新にも差し支えないほどの

視力が出るから良い方だろうと思うようにはしている。でも気は滅入る...       2010.9.29

  

伊王島大橋連結

女神大橋が建設された時にも、定点観察し写真を撮ったが、今回は伊王島。定点ということにはなら

なかったが、香焼と伊王島が連結された工事風景を見、そして撮ってきた。そんなに大きな橋ではない

が、島と結ぶ橋だからね。今まで、船でしか行けなかった島がもはや離島ではない。来春完成し、車で

行けるらしい。こういうのは、何だか嬉しい。最近、狂犬中国の一件でものすごいストレスが溜まって

いたが、ちょっとだけ気が紛れた。    2010.9.26

  

「誇張表現」だけど。

「悪人」を見た。賞をとった演技はどんなものか?という興味もむろんあったが、見ていると、淡々と

した情景の中、「悪人」は誰の心にもあり、それを誇張表現しているだけだ、と思いつつも例によって

画面に引き付けられてゆくのを感じた。やっぱり、映画ってホントにいいものですね、などと言いたく

なってしまう。なにせ、観客が非常に多かった。以前「おくりびと」を見たときは、賞を取る前だった

ので、閑散としたものだったが、賞をとった途端にすでに上映期間が終わっていたにも関わらずの再上

映に殺到したらしいから、まあ世間は、などと自分のことは置いて思ったりもする。  2010.9.24

  

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