「刹那」を大切にしたい

大学時代にお世話になった当時は助手だった方で、博士号取得後、現在は某大学の教授を務めていた

知り合いの女性が逝去したとのメールが届いた。すぐに弔電を打ったが、ちょっと前には、中学高校時

代の友人の子息が秋葉原の事件に巻き込まれて殺されるという事態があったばかりである。逝去の理由

には触れられていないが、急逝ということは、悪性腫瘍とか(交通)事故なのだろうか?まだ60歳であ

ったかと思う。人生わずか50年の時代ではない。女性の平均寿命が80歳をゆうに超える時代でも、若く

して逝去することも多い。あくまで平均寿命であって、自分がその年まで生きる保証はない。やはり

「刹那」が大事だと、改めて思う。しかし、世界遺産に落書きをするようなつまらない刹那であっては

決してならないとも思う。                          2008.6.27

  

年をとるのはなかなか辛い...

 梅雨とはいえ、まったく良く降る雨だ...部屋も体もカビが生えてきそうである。認知症になって

いるモモは、無限サークル二つの間を移動させているが、どうも開放感のある外を望むようで咆哮を

行う。昼は、ご近所にもある程度辛抱してもらっているが、夜は困るので玄関に入れる。それでも

やはり何回か咆哮する。泣くではない、咆哮。ウぉーーんと吠える。何だろうかあれは?無限サーク

ルである程度解決しているが、こう雨が続くとそれにも限界がある。  2008.6.25

  

ボート九州大会。その3

 予選では同組で2位だったが、準決勝では同組で3位。決勝進出ならず。初日は大雨の中での開催

だったが、二日目は濃霧!途中何回かの中断を経て、何とか無事に終わった。優勝はやはり日田高校。

長崎から出た大村高校は2位だったが、優勝の日田とは大差だった。日田は強いね。今回、多くのクラ

スで優勝をかっさらっていた。これで、息子の大会は全て終わった。しかし、良く頑張ったと思う。

後は、学業とエレキギターかな(@_@)   2008.6.23

河内貯水池でのボート九州大会

  

ボート九州大会。その2

 いやはや、ものすごい雨中での大会だった。小倉といっても、河内貯水地などという、およそ知名

度の低い土地で、しかも雨。比較的近い位置からカメラ等も撮ったが、動きの早さにピンぼけばかり

で、まともな写真は少なかった。明日の準決勝は、また雨模様だったら、もうこの目に焼きつけるこ

とにするかな。あんな雨の中でも競技は行うのだな。しかし、雷が鳴り始めたらすぐ中断。雷は怖い

ね。本人は、準決勝までは織り込み済みらしかったが、決勝に残れるか?さて。。

ボート九州大会-1

 外はまだ暗くそして大雨。こんな中、小倉方面へ向かう予定。末っ子のボート九州大会を見るため

である。中止になる公算が高いが、高総体ももうこれが最後。まあ小旅行と思ってしまえば何のこと

もない。いわぱ、末っ子からのプレゼントだな。昨年は菊池で行われ、それも見て来たので、今度は

なんとなくメンバー表を見てもわかったりするから面白いものだ。準決勝までは間違いなくゆくと思

われるが、決勝迄はどうかな?その前に、大会が行われるのかどうか?じいちゃんとばあちゃん(モ

モはそれなりの施設に預けて、さて出るとしよう。                 2008.6.21

  

国益の二文字はどこに?

 生きにくい世は、産みにくい世でもある。自殺と少子化の根は近い。朝日新聞,天声人語の一節。

わずかながら出生率が向上したらしいが、微増であって増えた!という数字ではない。なぜ子を産まな

い?と問う声も年寄りの方から聞こえてもくるが、産まないのではなく産めない、産みたくない、とい

うことだと思う。自殺者が増えているということとまさに表裏一体。勝手なことをほざきまたぼやきま

くっているどこぞの首相と政治屋さんたち、そして高給!官僚達には、真剣に政治に向き合ってもらわ

ないと、いま日本は崩壊しつつあるのではなかろうか?接待タクシーで呑めや歌えと賄賂の官僚達には

省益と党益、そして自己満足はあっても、国益の二文字は皆無らしい...        2008.6.20

  

異常犯罪の原点

約20年前、幼女4人が殺害された連続幼女誘拐殺人事件で誘拐、殺人などの罪に問われ死刑が確定し

ていた宮崎勤死刑囚ら3人の刑を、東京大阪両拘置所で執行したと発表された。宮崎死刑囚は、埼玉県

と東京都に住んでいた当時4〜7歳の幼女4人を相次いで連れ去り、首を絞めるなどして殺害した。被

害女児の自宅に遺骨が届けられたり、「今田勇子」の名前の犯行声明が出されたりするなど、異常な犯

行は社会に大きな衝撃を与えた。自宅からはテレビ番組を録画した6000本近いビデオテープが見つかり

「おたく」という言葉が広まるきっかけにもなった。

若いヒトは知らないだろうが、昨今の無差別殺人などの異常犯罪の原点ともいえる事件であり犯人で

ある。被害者感情を逆なでする犯人ということでも、適切ではない言葉だが先駆者といえる。ネズミ男

だの死者を甦らせるだのという言質を弄し裁判そのものをもて遊んだことでも先駆だが、死刑になって

もしかしたら喜んだか?だとすれば、死刑の犯罪抑止力にも疑問符が付くが、しかしそれでも被害者感

情では、死刑以外にはあり得ない犯人でもある。裁判員制度導入に当たって、考えさせられることが、

益々増えてきた...                                2008.6.18

  

「明日は我が身」...

 中国での地震が報道されて間がないが、今度は地震大国日本での災害。山肌はえぐられ橋は陥没し、

相変わらず、地震のすさまじさは筆舌に尽くし難い。中国との違いは、都市と山間部という差はあるが

あちらは建物がもろくも崩壊しているのに対して、日本の建物はかなり強いが、地面そのものが文字ど

おり崩壊していることだな。あちらのは、いわばブーフーウーのレンガの家だから、ちょっとした揺れ

で家が崩れる。耐震強度などの概念もないだろうし、一党独裁で学校等にお金をかけてないようだった

ために、流石の共産党もちょっと慌てているようにも見える。 対して日本、地面から壊れたのでは、

ちょっと対策の打ちようがないね。せめて山に木を植えるということくらいか?いま、全国の山々が、

杉と竹に席巻されてきたことが災害を大きくしているのではないか?秋葉原のように、無差別殺人で殺

されるのと天災に巻き込まれるのと、どちらももしかしたら「明日は我が身」... 2008.6.16

  

パソコン依存症?

福岡に来ているが、予約ホテルが「モデムがダメになった」とかで「ネットが使えません」と。小さ

いとはいえわざわざ持ってきたのにそれはない、ということで、前泊まったことがあるホテルを当った

ところ、空いているということで予約したホテルをキャンセル。何度も来ている福岡だからできたが、

馴染みのない土地だったら、仕方ないということであきらめるところだな。いろいろやることがあるか

らPCを持参するのだし、もはやネットの使えないホテルには泊まりたくない。パソコン依存症?かな。

携帯でネットをする若者が多いが、同類? しかし流石に福岡、地方都市ではこうはゆかないだろう。

昔、6年間だけ住んだ街だが、大都会でもなく田舎でもなく、一番好きな街だな。。   2008.6.15

  

秋葉原の惨劇-3

 通夜告別式の様子が放映されていた。隆裕君の父親,私の旧友が、憔悴しきった顔で何度もインタビ

ューされていた。ああいった場面で、何が言えようか..犯人憎し以外にはないだろうが、気丈にもふる

まわないといけないか..一段と老け込んだようにも見えた。近くに住んでいる別の旧友に香典を託すこ

とと弔電を打つくらいしかできなかったが、昨今のこういった無差別殺人というのは、いったい、何故

繰り返されるのか?相変わらずテレビでは解析しているが、明快な答えなど出るはずもない。一方で、

歩行者天国を止めようとか、殺人に使用されたナイフの販売を止めようという声が聞かれるが、それは

ちょっと?とも思う。とりあえずやることは、ということだろうが、なんら根本的な解決にならないと

思う。昔「肥後の守」という鉛筆とぎ専用のような小刀が売られていたが、今ではもう販売停止になっ

たのか、とんと見ない。恐らく、危険だというPTAなどのご意向なのだろうが、小さな子どもにとって、

ある程度の危険は伴うだろうが、ああいうものこそが必要なことなのではないか、と常々思っている。

悪平等や、なまじな危険防止は、かえって大きな危険,悪を招くのではないかと思う。歩行者天国を止め

たら事件が防げるのか?別の危険は世にはあまた存在する。ナイフを販売停止にしても包丁はどこにで

もころがっている。昨日も、長崎でアジサイなどが無残に切られていたようだが、こういう情操のよう

なものの欠如が凶悪事件の根っこのような気がする、が、ではどうすれば良いのか?先の見えない迷路

に入り込んだような気分である。                          2008.6.13

  

秋葉原の惨劇に思う

 惨劇から三日。友人の子息が惨殺されたのだが、マスコミが、まだまだどの局も「分析解説」してい

る。それを見て思うことは、今回も警察の初動捜査のまずさを第一に感じる。ひき殺したその車から、

なぜ犯人確保を優先しなかったか?人名救助も大事だが、犯人の行動を制御することはさらに大事では

ないか?人名救助は素人にもできるが、犯人確保は警察にしかできない。どうも、警察が最近及び腰に

感じてならない。最後は一人で犯人逮捕!の場面を何度も流しているが、あの場面でも、警棒ではなく

拳銃使用が優先ではないか?すでに何人も殺されているのに、警棒で対処できると思う方がおかしいと

思う。しかし、こういったことを思うのも、マスコミが何度も何度も「分析解説」するのを見るからと

も言えるが、マスコミの報道はあまりに大上段とも思う。何度も何度も「分析」すればミスの一つや二

つは見つかるだろうし、それを一々指摘されたら、警察は畏縮してしまうかもしれない。と思いつつ、

しかし警察しか犯人確保はできないのだから、こういった凶悪犯が生まれやすい日本になってきた昨今

公務員警察から真の警察,信のおける警察になって欲しくもある。その際には拳銃使用もあって良いだ

ろうし、それらの一つひとつをあまりにあげつらうマスコミであってはならないだろう。隆裕君、だけ

ではないが、犠牲者の人に合掌、しか今はできない...                 2008.6.11

  

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