谷川鍛冶屋

毎年、日本からは少しずつ伝統的な工(たくみ)が消えています。 その昔、鎌倉時代、武士の刀鍛冶が鍛冶屋の原点と言われています。生きた鉄に魂を入れる「焼き入れ」等の 伝統技法で熟練した職人がその鉄を包丁、鍬、鎌等に仕立ててきました。 庶民の日常生活道具を一つひとつ真心を込めて造ってきたのです。  しかし、今では、小学校の唱歌から「村の鍛冶屋」が外されるのと歩調を合わせるように鍛冶屋の存在も大きく減り、 「鍛冶屋」そのものの日本語さえなくなりしつつあります。  そんな中で、庶民の鍛冶製品の伝統を後世に伝うべく細々ながら鍛冶屋職人を続けております。
かじや風景2


<連絡先> 長崎市神浦江川町613 谷川清  0959-24-0102 

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